初代時代

1885年 明治18年 甚太郎(後の初代白雲)生まれる
1898年 明治31年 初代大島五雲に入門(当時13歳)
1912年 明治45年 保之(後の2代目白雲)生まれる
1913年 大正2年 甚太郎(後の初代白雲)岩倉理八のもとで職人として勤める
1918年 大正7年 初代大島五雲より甚太郎が号「南部白雲」を受け独立(当時33歳) 南部白雲木彫刻工房の創業が始まる
1919年 大正8年 初代白雲(甚太郎) 北海道旭川市を拠点に神社仏閣の彫刻を以降8年間出張制作する。その間個人宅や遊郭の欄間なども多く手掛ける
1926年 大正15年 保之(後の2代目白雲)入門(当時14歳)
1933年 昭和8年 現在の工房兼住宅を購入し仕事場を新たに構える
1951年 昭和26年 秀三(後の3代目白雲)生まれる

二代目時代

1962年 昭和37年 初代白雲死去 保之が2代目白雲を襲名(当時51歳)
1970年 昭和45年 秀三(後の3代目白雲)入門(当時18歳)
1980年 昭和55年 灘のけんか祭り屋台彫刻(兵庫県姫路市白浜松原)を制作 半田山車((愛知県半田市旭車)を制作 秀三(後の3代目白雲)が2代目白雲より「秀水」の号を受ける
1988年 昭和63年 大宮氷川神社六角大御輿を制作 この頃より宮大工や指物師など他職種の職人と共同制作の仕事が多くなる
1989年 平成元年 からくり大黒を制作 この頃より秀水(後の3代目白雲)がユニークな木彫看板を制作し始める
1990年 平成2年 この頃より「紫式部道中記」や「金物づくし」などユニークなオリジナルデザインの欄間を多く作り始める

三代目時代

1997年 平成9年 二代目白雲死去 工房庭に「白雲木」の苗木を植える
1998年 平成10年 南部白雲木彫刻工房100周年記念行事「白雲と一門展」を瑞泉寺にて開催 秀水が3代目白雲を襲名(当時47歳)
2001年 平成13年 ギャラリー「槌蔵」オープン
2004年 平成16年 加賀藩主前田家菩提寺天徳院「満願虚空蔵」堂内一式再作する この頃より社寺の空間をトータルにデザインし提案、制作するようになる
2012年 平成24年 住吉大社(大阪)種貸社神具一式を制作する この頃より、ユニークなオリジナルデザインの神仏具を制作するようになる