白雲工房が初代より培ってきた「井波彫刻」の技、そして心。
それは常にお客の要望に応える事を第一にした「職人」という道の中にありました。

槌音発刊当初は、芸術作品が評価される風潮の時代背景もあり、職人の世界をもっと大衆に知ってもらいたい、誇りある志を伝えたいとの想いがありました。
時代は流れ、現在「職人」というものが見直されるようになってきた一方で、多様な価値観の職人が存在する事も事実です。
価値観が多様化する現代、それのどれが良いとか悪いではなく、当工房における職人としての誇りと志し、時の流れとともに柔軟に変化していく事、そんな白雲工房の歩みを少しでも多くの方に知っていただきたいとの想いで現在は年に3回の発行をしております。

一つの仕事を作り上げる過程や、豆知識、そして込められた想いなど、その時々の事を綴っていく。
職人の技と心を後世に伝え、繋げていく。「槌音」がそんな風にこれからも存在していけばと願います。

初回発行年月日1991年(平成3年)
発行頻度年3回1月・6月・9月(平成29年現在)
編集人三代目白雲・妻 好美
発行人南部秀三(三代目白雲)

槌音は非売品でお得意様の方への提供冊子となっております。
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