明治十二年につくられた神輿で、長らく担がれずに神社に眠っていた大神輿は汚れや傷みがそのままとなっていました。
大神輿を復活させようとの声から依頼を受け、各種職人による調査から、その大神輿のすばらしさを再認識。
文化財を目指した修復ではなく、神社や町衆が誇りを持って担げる神輿をつくろうと各種職人仕事を総監修し修理・修復いたしました。
一般的には神輿の内部は簡素なものが多い中、内部壁面、天井に住吉大社ゆかりの「住吉三神」や「三羽のさぎ」の彫刻を施しました。

  • 作品名  神輿
  • 納品先  住吉大社(大阪府)